ポーカーのスターティングハンドの戦略

トランプ

ポーカーのスターティングハンドとは、ゲームが始まってから一番最初に配られる2枚のホールカードのことです。

ポーカーでは、正しいスターティングハンドを選ぶことが勝負の決め手となります。正しいカードでゲームに参加すれば、後のベッティングラウンドでの困難な状況を避けることができ、勝ちに繋げることが可能です。

スターティングハンドの重要性

ポーカーは数学と確率のゲームです。そのため、どのスターティングハンドが最も勝率が高いかということが多くの研究で統計的に証明されています。相手のスターティングハンドを想像したときに、そのハンドで勝てる可能性がどれだけ高いかということを予想して、スターティングハンドをランク付けしています。

スターティングハンドをしっかりと把握することで、戦略の一部として利用することができます。ゲームをするときは自分に有利なオッズでプレイしたいものですが、どのスターティングハンドを選択するかによって理想に近づけることが可能だということです。

スターティングハンドのグループ

ここでは、46種類の手札をグループAからHまでの8つのグループに分けて見ていきます。グループAは最強のハンドで、グループHはプレイしても良いと思われるハンドの中では最弱となっています。

グループA 「AA」「KK」「AKs」
グループB 「AK」「QQ」
グループC 「JJ」「TT」
グループD 「AQs」「AQ」「AJs」「99」「88」
グループE 「AJ」「ATs」「KQs」「77」「66」「55」
グループF 「AT」「KQ」「KJs」「QJs」「44」「33」「22」
グループG 「A9からA2まで」「KTs」「QTs」「JTs」「J9s」「T9s」「98s」
グループH 「KJ」「KT」「QJ」「J8s」「T8s」「87s」「76s」

 

ハンドの横にある「s」は「Sued」、つまり同じスーツのカードが2枚あることを表しています。「AJs」は「Aclubs Jclubs」の略で、「AJ」は「Adiamonds Jspades」の略です。

なお、「プレイしても良いと思われるハンド」とされているグループHの下にももちろんさまざまなハンドがありますが、ここでは価値がないものとして省略しています。

スターティングハンド・アクションチャート

スタート時にどのハンドグループに属しているかを確認したら、次にどのようなアクションを取るべきかを見ていきましょう。ここでは3種類のパターンを表にしています。

1.    アンレイズド

自分の前に行動している人が全員フォールドしているか、ビッグブラインドをコールしている場合。

アクション アーリーポジション ミッドポジション レイトポジション
オープニングレイズ A B C D A B C D E A B C D E F
リレイズコール B C C C D
リレイズレイズ A A B A B
ビッグブラインドコール   F G G H

 

 

2.    レイズド

自分の前にいる人がレイズした場合。

アクション アーリーポジション ミッドポジション レイトポジション
リレイズ A B A B A B
コール C C C D

 

3.    ブラインド

スモールブラインドまたはビッグブラインドのポジションにいて、先に行動している人がレイズした場合。

アクション アーリーポジション ミッドポジション レイトポジション
リレイズ A A B C A B C D
コール B C D D E E F

 

表を見て、以下の手順を踏むとうまくいくので試してみてください。

  1. スタートハンドがどのグループに入っているかを見る。 もしどのグループにも入っていなければフォールドする。
  2. 3つのアクションチャートの中から自分の置かれている状況に当たるものを選ぶ。
  3. チャートの中の自分のポジションを示す欄を見る。
  4. もし自分のスターティングハンドグループがその列に表示されていなければフォールドする。
  5. スターティングハンドグループが表示されている場合は、チャートが示している行動をとる。

それぞれのチャートの異なるアクションは以下の通りです。

オープニングレイズ 最初のレイズをする
コール 相手がレイズしたらそのままコール
リレイズ リレイズした人をリレイズする
リレイズコール 誰かが自分の最初のレイズをリレイズしたときにコールする
リレイズレイズ 誰かが自分の最初のレイズをリレイズしたときにリレイズする
ビッグブラインドコール ビッグブラインドの金額をコールする(リンピングインとも呼ばれる)

 

まとめ

今回ご紹介した戦略に従えば、結果が良くなる可能性が高まります。しかし、「強いスターティングハンドであればラウンドを勝ち抜ける」「弱いスターティングハンドであれば絶対に負ける」というわけではありません。フロップはどうなるかわかりませんし、時にはツーペアやフルハウスでも勝つ可能性だって十分あるからです。狙い目のハンドを勉強しておきましょう。